OBJECT SET CHOICE LIST NAMEコマンドは、object引数で指定されたオブジェクトあるいはオブジェクトグループの選択リストを、listに渡したリスト (デザインモードのリストエディタで定義) に設定あるいは置き換えます。
このコマンドは、入力フォームまたはダイアログ用フォームにおいて、値がテキストとして入力されるフィールドおよび入力可変数に対して適用できます。データの入力中にユーザがテキストエリアを選択すると、リストが表示されます。
オプションの * 引数を指定した場合、objectはオブジェクト名です (文字列) 。オプションの * 引数を省略すると、objectはフィールドまたは変数です。この場合、文字列ではなくフィールドまたは変数参照 (フィールドまたは変数のみ) を指定します。オブジェクト名に関する詳細はオブジェクトプロパティを参照してください。
注: このコマンドはサブフォームリストフォームのフィールドには使用できません。
以下の例は、Shipperフィールドに選択項目リストを設定します。船積みを夜間に行う場合、夜間に船積みすることができる船積み業者のリストを選択項目リストに設定します。それ以外の場合は通常の船積み業者に設定します:
If([Shipments]Overnight)
OBJECT SET CHOICE LIST NAME([Shipments]Shipper;"Fast Shippers")
Else
OBJECT SET CHOICE LIST NAME([Shipments]Shipper;"Normal Shippers")
End if