Windowsにおいて、4D Server をサービスとして起動できます。
互換性に関する注意: 4D Server v12より、Mac OS上でのサービスとしての起動はサポートされません。
サービスとして登録された4D Serverアプリケーションはマシンの開始時に自動で、ユーザセッションが開かれる前に、カレントのデータベースを使用して起動されます。またユーザがセッションを終了したときも、データベースは閉じられません。
この動作により、マシンの再起動が必要になるような出来事の場合でも、4D Serverが実行されるようになり、メンテナンスをリモートで行うことができます。
Note:
- 64-bit Windowsプラットフォームでは、サービスとして登録された4D Serverアプリケーションはインタフェースなしで実行されます (サーバ管理ウィンドウは表示されません)。
- サービスを管理するメカニズムについては、OSのドキュメントを参照してください。
4D Serverデータベースをサービスとして登録するには、4D Serverのファイルメニューから現在のデータベースをサービスとして登録を選択します。マシンが次回に開始されるとき、4D Serverは自動で起動され、カレントのデータベースが開かれます。いくつでもデータベースを登録できます。それぞれのデータベースは一つのインスタンスとしてのみ登録できます。
Note: Windows VistaとWindows 7では、サービス管理機能へのアクセスが制限されている場合、このメニューは選択不可になります。この場合、このコマンドを使用できるようにするには:
- 管理者として4D Serverを実行します。 (これを行うにはアプリケーションアイコン上で右クリックし、コンテキストメニューから管理者として実行コマンドを選択します)。 または
- "ユーザー アカウント"コントロールパネルからユーザーアカウント制御設定の変更をクリックし、WIndows 7では"通知しない"を選択、Windows Vistaでは"ユーザーアカウント制御を使用してコンピューターを保護する"オプションの選択を外します。
警告: セッションを開く際には有効なアカウントを使用してください。さらに、このユーザはプリンタへのアクセスを持っていなければなりません。そうでなければエラーメッセージが表示されます。サービス設定へのアクセスは一般にコントロールパネルの管理ツール/サービスで行います。
- データベースの登録を解除するには、4D Serverのファイルメニューから現在のデータベースの登録解除を選択します。このコマンドはデータベースがサービスとして登録されていないときは選択できません。
- すべての4D Serverデータベースの登録を一度に解除するには、4D Serverのファイルメニューからすべてのサーバサービスの登録解除を選択します。
アプリケーションが起動時にサービスとして起動されているときは、4D Serverからサービスの登録状態を変更することはできません。この場合これらのメニューを選択することはできません。サービスを停止するには、サービスコントロールパネルを使用します。