4D v13.4

SPELL GET DICTIONARY LIST

ホーム

 
4D v13.4
SPELL GET DICTIONARY LIST

SPELL GET DICTIONARY LIST 


 

SPELL GET DICTIONARY LIST ( langID ; langFiles ; langNames ) 
引数   説明
langID  倍長整数配列 in 言語のユニークID
langFiles  テキスト配列 in インストールされた言語ファイルの名前
langNames  テキスト配列 in 言語のローカル名

説明   

SPELL GET DICTIONARY LISTコマンドはマシンにインストールされた辞書ファイルのID、ファイル名、言語名をそれぞれlangIDlangFilesそしてlangNames配列に返します。

このコマンドは4D v12.4および4D v13から使用可能になったHunspell辞書 (Hunspell辞書のサポート参照)、およびスペルチェッカー機能を持つすべての4Dバージョンで利用可能なCordial辞書のIDリストを返します。

  • langID は自動で生成され、SPELL SET CURRENT DICTIONARYコマンドで使用されるID番号を受け取ります。
    IDはユニークで、ファイル名に基づいている点に留意してください。このコマンドは主に開発時に使用します。データベース実行するたびにIDを再生成する必要はありません。
  • langFiles はマシンにインストールされた辞書ファイルの名前を受け取ります。Cordial辞書の場合標準名が返されます (フランス辞書の場合"fr_FR"、英語辞書の場合"en_GB"等)。Hunspell辞書ではファイル名 (拡張子なし) が返されます。
  • langNames はカレントのアプリケーション言語で表現される言語名を受け取ります。例えばフランス語辞書は日本語システムでは"フランス語 (フランス)"、英語システムでは"French (France)"が返されます。
    Hunspell辞書の場合、言語名の後に"- Hunspell"が付加されます。この引数は4Dにとって既知のファイルにのみ有効です。(カスタムファイルなど) 未知のファイルの場合、"N/A - Hunspell"が返されます。(ファイルが有効である限り) これにより辞書の使用が妨げられることはありません。ID番号をSPELL SET CURRENT DICTIONARYコマンドに渡すことができます。

例題  

Hunspell辞書に"fr-classic+reform1990.aff"、"fr-classic+reform1990.dic"、"fr-dentist.aff"および"fr-dentist.dic"を配置したとします:

 ARRAY LONGINT($langID;0)
 ARRAY TEXT($dicName;0)
 ARRAY TEXT($langDesc;0)
 SPELL GET DICTIONARY LIST($langID;$dictName;$langDesc)

$langID$dictName$langDesc
65536en_GB英語 (イギリス)
65792en_US英語 (アメリカ合衆国)
131072de_DEドイツ語 (ドイツ)
196608es_ESスペイン語
262144fr_FRフランス語 (フランス)
1074036166fr-classic+reform1990フランス語 (フランス) - Hunspell
1073901273fr-dentistNo description - Hunspell

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: スペルチェッカー
番号: 1204

 
目次

コマンドリスト (文字順)

 
履歴 

New
初出: 4D v13

 
参照 

SPELL SET CURRENT DICTIONARY