4D v13.2

SMTP_Subject

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SMTP_Subject

SMTP_Subject 


 

SMTP_Subject ( smtp_ID ; subject ; deleteOption ) -> 戻り値 
引数   説明
smtp_ID  倍長整数 in メッセージ参照
subject  テキスト in メッセージ件名
deleteOption  整数 in 0 = 置き換え (subjectが空でない場合), 1 = 置き換え, 2 = 削除
戻り値  整数 in エラーコード

説明   

SMTP_Subject コマンドは、smtp_IDで参照されるメッセージに件名を追加します。すでに件名がSMTP_Subject コマンドにより追加されている場合、以前の件名が新しい件名で上書きされます。

smtp_IDSMTP_New コマンドで作成されるメッセージ参照です。

subject は、メッセージ内容の概略を表すテキスト値です。

警告: 通常、メッセージ件名に (é, ö, etc.のような) アクセント文字を含めるべきではありません。これらの文字を使用する際は、SMTP_SetPrefsSMTP_Charset コマンドの説明を参照してください。

警告: テキストにラインフィード (ascii=10)を含んでいてはいけません。含まれていると、それはヘッダ部の終わりかつボディ部の始まりを意味します。これに続くヘッダはボディ部に押し出され、サーバやクライアントで正しく解釈されません。ヘッダについての詳細はRFC#822を参照してください。

deleteOption は"Subject"ヘッダを置き換えるか削除するか指定する整数値です:

  • 0を指定すると、以前の値を置き換えて、"Subject" フィールドに新しい値を設定します。(空の文字列をsubjectに指定すると、以前のヘッダが保持されます。)
  • 1を指定すると、以前の値を置き換えて、"Subject" フィールドに新しい値を設定します。(空の文字列をsubjectに指定すると、ヘッダが削除されます。)
  • 2を指定すると、"Subject" フィールドに設定されていた値が削除され、ヘッダがメッセージから取り除かれます。
deleteOption はオプションの引数で、指定しない場合の値はデフォルトで0です。

例題  

SMTP_Bodyコマンドの例題を参照してください。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: IC メール送信
番号: 88974

 
目次

コマンドリスト (文字順)

 
履歴 

初出: 4D Internet Commands 6.5

 
参照 

SMTP_Charset
SMTP_New
SMTP_SetPrefs