4D v13.4

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4D v13.4
Application version

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Application version {( buildNum {; *} )} -> 戻り値 
引数   説明
buildNum  倍長整数 in ビルド番号
演算子 in 指定した場合、ロングバージョン番号 指定しなかった場合、ショートバージョン番号
戻り値  文字 in バージョン番号のエンコードされた文字列

説明   

Application version コマンドは、現在使用している4D環境のバージョン番号を表すエンコードされた文字列を返します。

引数オプション*を指定しない場合、以下のようにフォーマットされた4文字の文字列を返します。

文字位置説明
1-2バージョン番号
3アップデート番号
4リビジョン番号

例:文字列“0600”は、“version 6.0.0.”を表します。

引数オプション*を指定した場合、以下のようにフォーマットされた8文字の文字列を返します。

文字位置説明
1"F" は最終バージョン
"B" はベータバージョン
それ以外の文字は、4Dの内部バージョンを意味する
2-3-44Dの内部コンパイル番号
5-6バージョン番号
7アップデート番号
8リビジョン番号


例:文字列"B0120602”は、“version 6.0.2.Beta 12”を表します。

Application version コマンドはオプションのbuildNum 引数に追加の情報、お使いの4Dのビルド番号を返すことができます。これは内部的なコンパイル番号で、4Dの技術チームにお使いの4Dの環境について伝える際に使用できます。

: 4D Volume Licenceがマージされたアプリケーションにおいては 返される "build" 番号に意味はありません。この状況ではバージョン情報は開発者により管理されます。

次の例は、4D環境のバージョン番号を表示します。

 $vs4Dversion:=Application version
 ALERT("使用しているバージョンは "+String(Num(Substring($vs4Dversion;1;2)))+"."+
 $vs4Dversion[[3]]+"."+$vs4Dversion[[4]])

以下の例は、最終版の4Dを使用しているかどうかを検査します。

 If(Substring(Application version(*);1;1)#"F")
    ALERT("製品版の4Dおよびデータベースを使用しているかを確認してください。")
    QUIT 4D
 End if

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4D環境
番号: 493

 
目次

コマンドリスト (文字順)

 
履歴 

初出: 4D v6
変更: 4D v11 SQL Release 5

 
参照 

Application type
Version type