4D v13.4

ARRAY TO LIST

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4D v13.4
ARRAY TO LIST

ARRAY TO LIST 


 

ARRAY TO LIST ( array ; list {; itemRefs} ) 
引数   説明
array  配列 in 配列要素のコピー元配列
list  文字 in 配列要素のコピー先リスト
itemRefs  配列 in 項目参照番号の数値配列

説明   

ARRAY TO LISTコマンドは、配列arrayの要素を使用して、(デザインモードのリストエディタで定義される) listリストを作成または置き換えます。

このコマンドでは、リストの最初のレベルの項目(第1階層)だけを定義できます。

任意の引数itemRefsが渡される場合、この配列は数値配列で、array配列と同期していなければなりません。各要素は、arrayの対応する要素のリスト項目参照番号を表わします。この引数を省略した場合、4Dにより自動的に1、2...Nという項目参照番号が設定されます。

互換性に関する注意: 旧バージョンの4Dでは、この引数は、arrayの各要素に他のリストをリンクさせるために使用されました。links 配列の要素が既存のリストの名前である場合、対応するアイテムにそのリストがリンクされていました。

引き続きARRAY TO LISTコマンドを使い、配列の要素に基づくリストを作成できますが、このコマンドでは子アイテムを使っての作業を行えません。階層リストで作業する場合、バージョン6から導入された新しい階層リストコマンドをお使いください。

例題  

以下の例は、配列atRegionsの要素から構成される“Regions”リストを作成します:

 ARRAY TO LIST(atRegions;"Regions")

デザインモードのリストエディタで現在編集中のリストにARRAY TO LISTを適用すると、エラー -9957 が生成されます。このエラーはON ERR CALLでインストールされたエラー処理メソッドで管理できます。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 配列
番号: 287

Errorシステム変数が更新されることがあります。

 
目次

コマンドリスト (文字順)

 
履歴 

初出: < 4D v6

 
参照 

LIST TO ARRAY
Load list
ON ERR CALL
SAVE LIST