互換性メモ: このコマンドは廃止予定です。このコマンドは互換性のためのみに残されていて、将来のバージョンでは削除されます。SET DATABASE PARAMETERコマンドの利用を強くお勧めします。
AP SET PARAM コマンドは、通常4D Customizer Plusで設定する内部的な4Dのオプションを設定可能にします。これらのオプションはCUST ID=0のリソースに格納されます。
整数値は以下のとおりです:
- 0 - valueが0のとき、4Dの印刷進捗ウィンドウが表示されている間、デスクアクセサリを開くことはできません。valueが1のとき、そのウィンドが表示されている間でもデスクアクセサリを開くことができます。デフォルト値は0です。
- 1 - valueが0のとき、検索や並び替えのシーケンシャル処理進捗ウィンドウが表示されている間、デスクアクセサリを開くことはできません。valueが1のとき、そのウィンドが表示されている間でもデスクアクセサリを開くことができます。Windowsバージョンでは、valueに-3を渡すと、4Dはスクリーンのグラフィックを更新するための、オフスクリーンのビットマップを使用しません。すべての描画処理は直接スクリーンに対して行われます。valueが-4のとき、4Dは起動時に、スクリーンのサイズや深度に対応する永久的なオフスクリーンバッファを割り当てます。そしてビットマップベースのグラフィックの更新にはこのバッファを使用します。デフォルト値は0です。
これら以外の値の場合、4Dはスクリーンの更新のたびに対応するバッファを割り当てようとします (十分なメモリがある場合)。この処理に成功すると、4Dはオフスクリーンのビットマップベース更新を行い、バッファを破棄します。オフスクリーンのビットマップベース更新を有効にすると、たくさんのオブジェクトを再描画しなければならないような場合のスクリーンのちらつきを抑えることができます。
永久的なオフスクリーンバッファはスペースを必要とします (例えば640 x 480、256色のスクリーンで300K)。なので、メモリに余裕がない場合、valueを-3や-4以外の値に設定したいと考えるでしょう。メモリに問題がない場合、このオプションを-4に設定すると、描画処理を高速化できます。オフスクリーンのビットマップベース更新を無効にすると(-3を設定) 、Windowsで画面が更新されない4Dプラグインの非互換の問題が解決されることがあります。 - 2 - 4Dがフォーミュラを実行する際の回転カーソルの回転速度を設定します。valueが0のとき、カーソルは表示されません。正または負の数を指定すると、回転速度を32のモジューロに設定します。平均の値は16です。デフォルト値は0です。
- 3 - データ入力中のアクティブな組み込みフォームで、新規にサブレコードやレコードを作成するためのショートカットをASCIIコードで指定します。デフォルト値は47 ([/] キー)です。
- 4 - option 3に関連づけられるモディファイアキーの値を含みます。デフォルト値は256 (Command キー)です。指定可能な値は256-コマンド (Ctrl) キー、512-Shiftキー、1024-Caps Lockキー、2048- Option (Alt) キーです。
- 5 - データ入力を受け付けるショートカットのASCIIコードを指定します。デフォルト値は3 (Enter キー)です。
- 6 - option 5に関連付けられるモディファイアキーを指定します。デフォルト値は0 (モディファイアキーなし)です。
- 7 - データ入力をキャンセルするショートカットのASCIIコードを指定します。デフォルト値は46 ([.]キー)です。
- 8 - option 7に関連付けられるモディファイアキーを指定します。デフォルト値は256 (Command キー)です。
- 9 - OKショートカットのASCIIコードを指定します。デフォルト値は3 (Enter キー)です。
- 10 - option 9に関連付けられるモディファイアキーを指定します。デフォルト値は0 (モディファイアキーなし)です。
- 11 - ダイアログボックスをキャンセルするショートカットのASCIIコードを指定します。デフォルト値は46 ([.]キー)です。
- 12 - option 11に関連付けられるモディファイアキーを指定します。デフォルト値は256 (Command キー)です。
- 13 - 4Dメインウィンドウのデフォルトの位置を指定します。valueが0のとき、ウィンドウはスクリーンサイズになり、タイトルバーはメニューバーの下に表示されます。valueが1のとき、ウィンドウはスクリーンサイズになり、タイトルバーは隠されます。valueが2のとき、ウィンドウのサイズはoption 14, 15, 16, 17で指定した座標となります。valueが3のとき、ウィンドウのサイズはoption 14, 15, 16, 17で指定した座標となりますが、スクリーンの中央に配置されます。valueが4のとき、ウィンドウは前セッションと同じサイズと位置に表示されます。デフォルト値は4です。
次の4つのオプションは、デフォルト値が-1で、option 13が2または3の場合にのみ使用されます:
- 14 - 4Dウィンドウの上座標
- 15 - 4Dウィンドウの左座標
- 16 - 4Dウィンドウの下座標
- 17 - 4Dウィンドウの右座標
- 18 - ランタイム環境に移動した際にメインの4Dウィンドウをリサイズするかどうかを指定します。valueが0のとき、ウィンドウはリサイズされません。1のとき、ウィンドウはoption 13の設定に従いリサイズされます。デフォルト値は0です。
- 19 - カスタムメニューから4Dメソッドが呼び出された際に、メインの4Dウィンドウをリサイズするかどうかを指定します。valueが0のとき、ウィンドウはリサイズされません。1のとき、ウィンドウはoption 13の設定に従いリサイズされます。デフォルト値は0です。
- 20 - 予約済み。このoptionを変更しないでください。
- 21 - 予約済み。このoptionを変更しないでください。
- 22 - 予約済み。このoptionを変更しないでください。
- 23 - 予約済み。このoptionを変更しないでください。
- 24 - 予約済み。このoptionを変更しないでください。
- 25 - データ入力をキャンセルした際に、フォームメソッドのDuringフェーズを呼び出すかを指定します。valueが0のとき、Duringフェーズは呼び出されません。そうでなければ呼び出されます。デフォルト値は0です。
- 26 - セレクションを表示あるいは印刷時に、自動でテーブルステータスの読み込みのみ/読み書きを切り替えるかを指定します。valueが0のとき、自動スイッチが行われます。1の場合、自動スイッチは行われません。デフォルト値は0です。
- 27以降のオプションは予約済みです。これらのoptionを変更しないでください。
コマンド実行時にカードルを回転車にしたい場合、以下のコードを実行します: